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2026年4月

政府に成長を強制する「国民所得防衛法」――課税最低限を毎年5万円引き上げる、逃げ場なき構造改革

日本の政治・行政システムにおける最大の問題は、「リスクを負うのが常に国民だけで、政府が責任を取らない」という不公平な構造にあります。不況になれば国民の所得が減り、物価が上がれば生活が困窮する。一方で、政府は「財源不足」を理由に増税を検討し、自らの失政による経済停滞のツケを国民に回し続けてきました。 この不公平を根本から打破し、政府に「国民を豊かにする義務」を強制的に負わせる合理的なシステム、それが […]

弱者インセンティブを肥大化させる政治では未来はない

「弱者を探す政治」が招く国家の機能不全 現代の日本政治は、大きな転換点を迎えている。かつての政治が「いかに国を豊かにするか」を競っていたのに対し、今の政治は「いかに支援が必要な弱者を見つけ出し、手厚く保護するか」に血眼になっている。いわば「弱者を探す政治」へと変質してしまったのだ。 しかし、この「弱者を探す政治」が加速させた「弱者インセンティブ」の肥大化こそが、日本という国家を内側から腐らせ、未来 […]

善意の政治から「設計の政治」へ:Buckland Reviewが示唆する21世紀の制度設計

現代社会において、政治の役割とは何でしょうか。「弱者を救済すること」「格差を是正すること」――。こうした言葉は、一見正しく、道徳的に聞こえます。しかし、英国で発表された自閉症者の雇用に関する報告書『Buckland Review』を読み解くと、これまでの私たちの「政治」に対する前提がいかに不全であったか、そしてこれからの時代に求められる真の政治の姿が浮き彫りになります。 今、日本に必要なのは「投資 […]